皆さんこんにちは。「Kasaの旅路」へようこそ。
今回は、北海道・函館旅行記の第2弾ということでお伝えしていきます。
前回のブログでは本州を出発し、津軽海峡フェリーの夜行便に乗って北海道に上陸するところまでをお送りしました。今回は2日目、函館市内を観光した様子をお届けしていきます。
皆さんは、函館の観光名所といえばどこを思い浮かべますか?例えば…
- 函館山と夜景
- 五稜郭公園
- 金森赤レンガ倉庫
- ラッキーピエロ
- 湯の川温泉
- トラピスチヌ修道院
など、魅力的なスポットが点在し、どこを訪れるか迷ってしまうほど。2日目の今回は、これらの定番スポットから、意外と知られていない場所まで、函館の魅力をたっぷりと感じられる観光の一部を2回に分けてご紹介します。
この記事で紹介する行程
- 6:40START 津軽海峡フェリー 函館フェリーターミナル
港町を眺めながら、徒歩でゆっくり函館の市街地へ。
- 8:00函館朝市
イカの海鮮丼をリーズナブルに堪能。
- 9:30緑の島
市が整備した人工島、とあるグループの聖地。
- 11:30湯の川
市電に揺られて40分、そこは温泉と学都が広がっていた。
- 13:00ラッキーピエロ
函館に来たら、あのバーガーを食べずには帰れない!
朝日が照らす海沿いをひたすら西へ
時刻は朝6時20分。函館に到着したのは、朝焼けが空を染める瞬間。日の出と共に迎えられたその光景は、何とも言えない清々しさに満ちていました。これからの2日間、函館を心ゆくまで満喫する旅が始まります。

地図を広げると、フェリーターミナルが函館市の西端に位置していることが分かりました。市街地までの距離を考えると、どう移動するのがベストでしょうか。
到着に合わせたシャトルバスがあるものの、最初の便は朝8時50分発。2時間以上の待ち時間は、旅の始まりとしては少しもったいない。タクシーという選択肢もありますが、今回はできるだけ予算を抑えたいところ。幸いにも天気は上々。せっかくなので、函館駅までの約5kmを歩いてみることにしました。
(ちなみに徒歩だと約1時間かかるので、体力に自信のない方は公共交通機関の利用をおすすめします)
フェリーターミナルを出発し、函館駅までは海岸線沿いの道をのんびりと歩いていきます。道中には歩道橋や坂道、踏切などがあり、意外にアップダウンが多いルートですが、歩道橋からの眺望は、函館の街並みや広がる海の景色が楽しめ、旅の疲れも吹き飛びます。
およそ40分ほど歩いた頃、JR函館本線の踏切に差し掛かりました。左右を確認して渡ろうとすると、遮断器が下り始め、列車の接近を告げます。

遠くから聞こえてきたエンジン音とともに姿を現したのは、JR北海道の「キハ40」ディーゼルカー。北海道を旅する鉄道ファンにはお馴染みの「ヨンマル」として親しまれており、その風貌が旅情を誘います。架線が張られた線路を、1両のディーゼルカーが走る姿は、どこかシュールでありながらも、ここが北海道であることを強く感じさせてくれる光景です。

ちなみに、この函館エリアの「キハ40」は、2024年3月のダイヤ改正で「キハ150」に置き換えられたようです。この車両はかつて、道北の富良野エリアで活躍していました。
踏切を渡り、住宅街をさらに進むと、広々とした敷地と線路、そして駅舎が見えてきます。
いよいよ、函館駅に到着です。
はるばる来たぜ函館

フェリーターミナルを後にしてから1時間10分、ついに函館駅に到着しました。休むことなく歩き続けたおかげで少し疲れましたが、朝日が降り注ぐ中を歩くのは、それ以上に気持ちが良かったです。
函館駅は、函館・道南地域の玄関口。ここは、東京からも札幌からも、北海道を訪れる多くの観光客が最初に足を踏み入れる場所です。到着したのは朝8時頃。平日だったこともあり、観光客は少なめでしたが、日中には平日・休日を問わず観光客で賑わう活気あふれる駅です。
函館にはさまざまな観光スポットが点在していますが、ほとんどの場所へは、この函館駅を拠点にして向かうことができます。さて、まずは一つ目の観光スポットへ、早速出発しましょう。
リーズナブルな朝市でエネルギー補給
さて、朝の散策を終えて気づいたことが一つ。そういえば、まだ朝ご飯を食べていません。でも、せっかくここに来たからには函館駅から徒歩2分ほどの「函館朝市」で朝食を楽しむのが王道でしょう。

函館朝市は、全国的にも有名な市場で、鮮魚が豊富に並び、活気ある食堂が軒を連ねています。市場の人々の声かけに、函館の人情味を感じながら、どの店で朝食をいただこうかと迷ってしまいます。
メニューを見てみると、ある店では海鮮丼が2,500円、他の店では3,000円。どれも新鮮でおいしそうですが、今の手元には限られた予算しかありません…。そんな中、ふと目に留まったのが、リーズナブルな価格で提供しているお店です。

そこで食べたのがこちら、コリコリとした新鮮なイカ丼、温かい味噌汁、そしてたくあんが付いたセット。この豪華な朝食は、なんと550円!朝市にしては破格の値段で、財布が心配な時でも、函館の海の幸を存分に味わうことができました。
自然豊かな人工島へ
イカ丼でしっかりとエネルギーを補給し、本格的に観光を始める準備が整いました。次の目的地に向かう前に、函館観光のマストアイテムを手に入れましょう。
そのアイテムとは、「函館市電24時間乗車券」です。この乗車券があれば、函館市内を走る市電で、湯の川温泉や五稜郭、十字街など、主要な観光地を自由に巡ることができます。24時間乗り放題で、大人900円、子供450円という価格設定も魅力的。購入はWebサイト「DohNa!!」から簡単に行うことができ、スマホ画面を見せるだけで乗り降りが可能です。

函館朝市から南へ少し歩き、市電の「魚市場通」電停に到着しました。ここから市電で3つ南の「大町」電停まで向かいます。

「大町」電停から10分ほど歩いた先に広がるのは、函館市が管理する人工島、「緑の島」です。この島は市民の憩いの場として愛され、イベントの会場としても利用されることがあります。特に、2018年には函館出身の伝説的ロックバンド「GLAY」がここで凱旋ライブを行い、5万人ものファンを集めた場所として、ファンの間では聖地となっています。
この島を歩いてみると、意外と広く、1周するとおよそ1km。ちょうど良い散歩コースとして、多くの人々が散策や運動を楽しんでいました。自然に囲まれたこの場所で、日常の喧騒から離れ、穏やかな時間を過ごすのも悪くありません。
次はどこへ行こうかと、ワクワクしながらの一歩一歩が新しい発見へと繋がっていく予感がします。
温泉と学都
次に訪れたのは、函館市の東側に位置する「湯の川地区」。その名を聞いたことがある方も多いかもしれません。そう、「湯の川温泉」で知られるこの場所は、温泉街として古き良き風情を感じさせる場所です。
先ほど乗った市電の「大町」電停から、さらに一つ隣の「末広町」電停へ。ここから市電に乗り換 え、終点の「湯の川」電停へと向かいます。市電に揺られること約40分。路面電車での移動は、意外にもゆったりとした時間が流れ、距離以上に長く感じるものです。
電車の心地よい揺れに包まれていると、昨夜のフェリーでの1時間しか取れなかった睡眠が影響したのか、途中で眠気が襲ってきました。気づけば、うとうとと眠りに落ちてしまいましたが、幸運にも降りる予定の停留所は終点だったので、目を覚ますとちょうど「湯の川」に到着していました。

せっかく湯の川に来たのだから、温泉に浸かって一息つきたいところですが、実は今回の目的地は温泉ではありません。温泉を期待していた皆さんには申し訳ないですが、少しこの辺りを散策してみることにしましょう。

歩いていると、少し見慣れない英語表記の看板が目に入ります。「HAKODATE LA SALLE(函館ラ・サール)」と書かれたその文字。そう、あの有名な男子校「函館ラ・サール中学校・高等学校」がここ湯の川にあるのです。私も中学生の頃、この学校案内が届いていたことを思い出します。道外でもその名は広く知られ、多くの学生が憧れた学校です。私は結局、この学校に通うことはありませんでしたが、函館を訪れたのを機に、聖地巡礼のようにこの場所を訪れてみました。
湯の川地区は、函館ラ・サールだけでなく、多くの教育機関が集まる地域でもあります。函館工業高等専門学校(函館高専)や函館大学付属有斗高等学校(有斗高校)もこの地域にあり、街全体に学問の香りが漂っています。温泉と学びが共存するこの場所は、まさに「学都」としての一面も持っているのです。
ランチタイムに訪れる函館名物
学都の風を感じながら歩いていると、いつの間にか時刻は12時30分を過ぎ、そろそろお腹が空いてきました。函館に来たからには、ランチに選ぶべき場所は…もうお分かりですよね?
そう、もちろん「ラッキーピエロ」しかありません。
市電に乗り、次なる目的地は「柏木町」電停。ここで降りて、10分ほど歩くと、今日のランチスポットが見えてきました。

「ラッピ」の愛称で市民や観光客に親しまれている、函館・道南地方名物のファストフード店「ラッキーピエロ」。「地域に根ざした店舗」をモットーとしており、店舗自体は函館・道南地方の17店舗しかありません(北海道グルメですが例え札幌でも食べられません)。また地元の食材を多く使用し、作り置きをしないという点も、市民や観光客から人気のポイントになっています。

今回選んだのは、1番人気の「チャイニーズチキンバーガー」。作りたてのバーガーは、バンズ、レタス、そしてジューシーなチキンが絶妙に絡み合い、一口食べるたびに満足感が広がります。
今回訪れたのは「松陰店」。近くに市立函館高校があるため、観光客よりも地元の方々が多く利用していました。お昼時にも関わらず、意外と空いていたので、観光客には穴場かもしれません。
おわりに (その2へ続く…)
2日目の函館旅はまだまだ続きますが、この記事はここまでに。午前中に訪れたスポットは、メジャーな観光地ではないものの、自然や街の風情をゆっくりと楽しむことができる場所ばかりでした。午後からは、函館の定番観光地を巡り、また新たな思いを紡いでいく予定です。
それでは、最後までご覧いただき、ありがとうございました。



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